Q&A: どのような学習内容、方法、教材、プログラムが効果的ですか?

Q: 子供の教育方法についての質問です。SSATやSATの内容がこなせるようになることを目標に学習を進めていけば良いのでしょうか?
DWさんのお子さんが勉強されてきたプロセス、学習内容と方法、教材の詳細や参加したプログラム等を教えてください。

A: あくまでもケーススタディとして私の子供がどのような内容で学習をしてきたかお答えしたいと思います。子供はそれぞれに特別の才能があると思うのでこのやり方が一番良いというわけではないのでご理解お願いします。

0才から3才まで:
我が家はマルチリンガル家庭でした。 お父さんは日本語、お母さんは北京語だけを話しました。絵本なども私は日本語しか読まず、妻は北京語のものだけでした。アルファベットも家では教えません。とにかく子供に話しかける言語はそれぞれが固定して話すことに集中しました。仕事で家にいない時間が多い父親だけが日本語を話すと日本語が遅れてしまうので2才から3才にかけて一年間仕事を休むことにして、この一年間は子供と遊んでばかりいました。これは楽しかった(笑)おとうさん、もし休職できるのならばこの時期
に仕事を休んで子供と遊ぶのはお勧めします!コミュニケーションも深まるし、人生のうちで一番楽しい時期ですよ!
気をつけていたのはテレビを家に持ち込まないこと。(両親が見ていると必ず興味を持つので)かわりにいつも本を一緒に読みました。また自分も娯楽に本を読んでいたので、家の娯楽は一緒に遊ぶか本を読むかだけの状態でした。

3才から小学校まで:
3才半ばからプレスクールに入れました。現地のプレスクールなのでこちらは英語ばかり。家では日本語と中国語しか話していなかったので本人にとってはカルチャーショックだったようです。でもこのころの子供はもともとそれほど語彙もないのであっという間に他の子供に追いつきました。低年齢留学すると言葉の壁が下がるといいますが、まったくそのとおりで家でまったく英語を使っていなかったのにもかかわらずほぼ半年でアメリカ人の子供と変わらない状態になりました。家での会話は相変わらず日本語と北京語ですが、英語の本を読みたがるときは英語の本を与えました。とにかく読みたいといった本はジャンルを問わずなんでも買い与えました。また幼年用のコンピュータソフトを与えて家で遊んでいることもありました。4歳からはピアノとバイオリンを始めました。3,4歳くらいのときに他の子供にくらべて学習速度が速いことが先生から指摘を受けていたので5歳のときに小学校に入学させています。

小学校:
相変わらず家では日本語と北京語。家の外では英語を使う生活です。英語については書くことについて非常に力を入れました。2年生からチューターを雇って1週間に一度作文を勉強をはじめました。相変わらず本については限度なく買い与えています また算数も一週間に一度チューターに見てもらっています。これも2年生からです。前回ご紹介したWordly Wiseもこのころから始めています。基本的に3年生までは読み書きに力を入れること、算数は基礎を理解して学校の勉強から遅れないことを注意していました。この時期に一番力を入れたのは課外活動です。水泳、バレエ、テニス、ゴルフ、器械体操、フィギュアスケート、ピアノ、バイオリン、フルート、絵画と本人が興味を持った運動や芸術はとりあえず何でも教室に通ったり、コーチをつけて習わせました。この時期にしかできないことですし才能の種が見つかるかもしれないと思ったのでとにかく何でもチャレンジさせました。このころは土曜日曜も含めて毎日習い事があり一日に3つ掛け持ちなんてこともありました。奥さんは専用ドライバー状態でした。
小学校4,5年になるとコミュニティ活動を始めることを考え始めました。炊き出しをしたり、教会の活動に参加したりしています。
学校の勉強も宿題などが増えてくるので運動、芸術活動の中から続けられるものを選択することを始めたのもこのころです。結果としてフィギュアスケート、ピアノ、フルートが残りました。これらの活動により力を入れ始め競技会にでたりすることをはじめています。
勉強は作文と数学を週一回チューターに見てもらうことできちんと授業の内容を理解することだけ気をつけました。また小学校4年生からGifted Program がはじまり、州の統一テスト(EGB)とIQテストの成績がよいと特進クラスに入ることができます。試験の前に2ヶ月くらい過去問をといたりチューターに準備をしてもらったりしています。結果特進クラスに進み、英語と数学については進んだ内容の授業を受けられるようになりました。5年生のときは生徒会に立候補して生徒会活動、また特色ある小学校に通っていたのでゲストが来たときや外部で講演があるときには学校の代表として参加するようになりました。このころからパブリックスピーチの訓練をするようになっています。

中学校:
中学校は私立中学を受験しました。入学試験は州の統一試験EGBににたフォーマットの試験だったので入試前にチューターと一緒に2ヶ月準備、上位5人に奨学金が支給されるのですが幸い奨学金を受けることができました。受験に際してはチューターの先生がとても力になってくれました。アメリカでは先生がアルバイトとしてチューターをすることが多いです。子供のチューターはエリアのGifted Programの先生をしている方にお願いして、数学、英語とも週に2回に増やしています。基本的にはチューターの先生が先に進んだ内容を教えて、学校の授業で復習、試験前には一緒にテスト対策という形でお願いしています。本人の進みたい速度で進めることができるのでお願いしてよかったと思います。学校では勉強についてはあまり苦労はしなかったようです。
7年生になったときにDuke大学のTIP,Johns Hopkins大学のCTYの試験を受けています。これは学力的に進んでいる子供を対象にしているいわゆる天才児プログラムで大学受験の標準テストSATを受けてある点数以上獲得できると入ることができるプログラムです。SATはEGBのフォーマットと似ていますが、高校生用のテストなので中学生がまだ勉強していない内容を含んでいます。受験のために1ヶ月ほど一緒に受ける子供たちと勉強会を開きました。幸いはこのような標準テストに非常に強いようで数学、英語とも700点ほど取れたので無事入会することになりました。しかし学校や課外活動に忙しかったので受かったのはいいですがまったくこのプログラムには参加しませんでした(笑)。
課外活動はフィギュアスケートが抜け、ピアノとフルートにより絞り込みました。競技会に頻繁にでて賞をとったり、学校のオーケストラに参加したりしています。ボランティア活動にもいっそう力をいれ、特にユニークな活動(新聞に紹介されるような)をすることを心がけていました。7年生の時にBSに進みたいと本人が伝えてきたので夏休みに学校を見に行ったり、SSATを勉強したりし始めています。
中学最終年の8年生のときは数学のコンクールに出たり、音楽コンクールに出たりと特に競技会に良く出ていました。

こうやって振り返ってみると実は勉強について一番親が力を入れたのは3才のころから小学校3年生くらいまでに本をものすごく読ませること、算数で遅れないように基礎をずっと教え続けたことくらいです。そこから後はチューターや学校に任せていたので苦労した覚えはありません。

なんといってもつらかったのは課外活動でした。時間的、金銭的、体力的にこれはとても負担がかかります。勉強よりもはるかに負担が大きいのですが、これらのことはこの時期にしかできないことと考えてがんばりました。私よりも妻の貢献が大きかったと思います。実は親が一番子供にしてあげられることはこの課外活動の部分です。勉強は学校が教えてくれますから大丈夫。勉強についてはある程度環境を整えてあげればある程度のところまでは行くと思います。アメリカの学校の進度はかなりゆっくりですし、暗記ばかりではないので授業の内容が理解できていればOKです。でもアメリカの学校では機械的な繰り返しの勉強をしないので(たとえば計算問題とか)解答のスピードがゆっくりになってしまいます。それを補うために公文式のような単純計算をさせる補助教材を使うと良いと思います。私の家では英語の公文を補助教材として使っていました。数学はチューター、学校の授業、公文の3つだけです。英語のほうは両親が母国語でないのでチューターに頼る部分が大きかったと思います。低学年のころはおもにボキャブラリ、Wordly wiseやWord Rootsなどを使って語彙を増やすことに力を入れました。小学生高学年からはボキャブラリーの先生はやめて作文の先生をお願いしました。読書と一緒で作文は量を書くこと、そしてそれを評価してもらうことがもっとも大事です。そのため正しい文法構文をつかってエッセイを書くのはとても上手になりました。本人もよく物語を書いたり詩を書いたりするようになりました。

まとめ:
アメリカで成功していくためには読み書きに力を入れる必要があると実感しています。BSに進む、名門大学に進学するなど人生においての岐路はいくつもあると思いますが、それよりも大事なことは子供のころに子供が自立した大人になるための基礎を作っておくこと。そしてその上で必要な力はなんと言っても読み書きの力だとおもいます。そしてそれと同じように大事なのは自信。課外活動は何のためにしているのかというと本人に自信を持たせるためです。いろいろな活動を通じて自分の優れた点を見つけること、そして苦労しながら時間をかけて技術を積み上げることによって他の人に勝る点を持つこと、それが自信につながります。べつにピアノが大事なわけでもフィギュアが大事なわけでもないです。それを通じて自信を持つことが大事だとおもいます。この二つをもっていればたとえBSに進学しようがしまいが、名門大学に進もうが、コミュニティカレッジにいこうが、子供は間違いなく成功する人生を進みます。この場合の成功というのは本人に与えられた才能を100%発揮するという意味です。お金持ちになるとか有名になるとかの意味ではありません。そんなのは才能だけではなく運も必要ですから。運があるか、ないかを心配してもしかたのないことです。 

アンチテーゼになってしまいますが、名門BSに合格するために勉強する必要はなく、子供が将来しっかり自立した人間になれるように考えて教育していれば結果的にBSにも大学にも受かるんじゃないかなって思っています。

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Q&A: 英語の速読と読解力を高めるには?

Q: アメリカ在住で小学生の子供がいます。読解力と速読の力をつける効果的な方法がありますでしょうか。何か良いプログラムや教材等があれば教えて頂けると大変助かります。日本の速読みたいなものがアメリカにもあるのでしょうか? 子供は読書が大好きで、時間があれば本を読んでいますが速くは読んではいません。

A: 私の家では速読プログラムには参加していませんでした。またあえて速読は教えなくても良いのではないかと思っています。まだ小学生とのこと、本を読む楽しさ、文学を理解する楽しさを覚えてくれることがもっとも大事なことであり、必ずしも早く読むことは必要ないのではないでしょうか。現地校に通っていらっしゃるようなので学校の授業はおそらく英語であると思います。基本的な英語の理解はできているはずなので今の時点では早く読むことよりも、1)好きな本をいっぱい読ませてあげること、2)興味を持った事柄に関して関係した本をプレゼントしてあげること でより積極的に本を活用することが重要だと思います。

我が家の場合は本についてはこのようなポリシーをもっていました。
1)本を買う場合は予算に上限はつけない
2)どの本を読みたいかは子供に任せる。親が押し付けることはしない
3)旅行に行ったり、動物を見たり、病院に行ったりなどイベントがあるときはそのイベントに関する本を子供と一緒に探す
4)図書館も利用するが読みたい本がないときは購入する。(本人の興味をもっとも大事にするということ)またAmazon Kindleなら安く本が購入できるので活用する。

1万時間の法則というのを読んだことがあるのですが、これは「何かに秀でている人は才能があるだけではなくてそのことに対して1万時間くらいの時間を使っている」ということです。5歳から本を読み始め毎日3時間本を読むと13歳のときにちょうど一万時間くらい本を読んだことになります。このくらい本を読んでいれば、別に天才でなくても通常よりも早く本を読むようになりますし、理解も早いです。ようは読書はテクニックもさることながら読書量が大事だと思います。またこれだけ本を読むには本人が読んでいて楽しい本でなければ続きません。おしつけるのではなく本人が選ぶ本を与えてあげることが一番です。お金がかかりますが将来への投資と思えばとても安いものだと思います。娘も小学生の3,4年生まではゆっくり本を読んでいましたが、今ではSSATのReadingの部分は20分以内で全部解けるほどスピードがあります。入試までに1万時間を目安にがんばってみては?

因みに私の娘の愛読書は David Kahn のCodebreakers という本です。勉強とはまったく関係のない本ですが、本人はこの本が大好きで少なくとも10回以上読み直しています。飽きないのか?と聞くと読むたびに前読んだときにはわからなかったことがわかったりして何度読んでも面白いとのことでした。ボーディングスクールの面接のときも好きな本の題名を聞かれてこの本の名前を答えていたのでよほど好きみたいです。このくらい読んでもらえると買った親としてもうれしいですね。

最後に一万時間の法則については Malcom Gradwellの Outliers: The story of success という本の中に記述があります。この本はいわゆる天才がどのようにして作られるのか、その環境の点に目をつけて書いていて、目から鱗の内容です。保護者の方にぜひ読んでほしい本です。また日本語版も出ているそうです。私は英語版しか読んでいないので上手に訳されているかどうか知らないのですが、きっとこちらも参考になることと思います。

Q&A: サマースクールに参加すると入学のときに有利?

Q: いつも有意義な情報を楽しみにしています。日本のインター7年生の息子が今年の夏、ボーディングのサマースクールに参加しました。その中堅ボーディングでは滞在中に来年入学希望の生徒向けのインタビューがあり数名が決まったそうです。名門ボーディングでサマースクールを開催している学校は少ないのですが例えばチョートのサマーに参加すればプライオリティはあるのでしょうか?

A:まずBSには二極化傾向があり倍率が年々上がっている上位校群(難関校)と倍率が年々下がる傾向のあるその他の学校群があることを知っておく必要があります。
BSの人気はアメリカ人のライフスタイルが変わるとともに年々落ちていて、学生は私立のデイスクールと公立のマグネットスクール、チャータースクールにシフトしています。
一部の難関校には記録的な志望者数があり、それらの高校には優秀な生徒が集まるのでBS全体の人気が上がっているように見えますが、実は全体的に見ると地盤沈下しているのです。
上位校の倍率は軒並み5倍を超えますが、中堅以下になると倍率は2倍もしくはそれ以下です。
当然のように集まる学生の学力も下がってしまい、それは卒業生の進路結果に如実にでます。
進路成績がよくないと寄宿してまで子供をBSに送ろうとは保護者は思いません。
学生が集まらない>>学生を選抜しない>>進路結果が悪くなる>>学生が集まらない という悪いスパイラルに陥ってしまうのです。

中堅のBSは学生を集めるためにリクルートに非常に力を入れます。サマースクール、学校説明会などはBSに興味を持っている学生、そして保護者が集まるので絶好の機会です。
その場で来年の学生のリクルートをしてしまうということは十分に考えられます。ただしそのようなリクルートメントをする学校は生徒集めに苦労しているのではないかと考えられます。その年のSSATのスコアも見ないで合格を提示するのはいかがなものでしょう。学生集めに苦労しているのではないかとかんぐってしまいます。(もちろんリクルートされる学生は大変優秀な学生に違いないのでしょうが)

ちなみに実際に学校側から入学してほしいとのリクエストが届く学生もいます。
数学オリンピックで優勝したとか、スポーツで有名な学生には学校からxxの条件で入学してほしいとのリクルート文書や電話が来ます。
これは中位校に限ったわけではなく、BSの上位校でも見られるケースです。

さて、ご質問のサマースクールに参加した場合ですが、サマープログラムに参加した生徒に入学願書を出しませんか?と誘いが来る場合もあります。
エクセターやアンドーバー、セントポールスなどもこのようなメールや電話をする場合がありますが、入学に有利というわけではなく出願したら落ちたという場合も多々あります。
チョートのケースですが、私の知っている限りではサマープログラムに参加したから入試に有利になることはありません。
リクルートの誘いはあると思いますが、選抜の上での優遇はないと思います。もちろんサマープログラムに参加したことによって本人にやる気が出て結果合格したという例は多いのでむしろ本人のやる気を出すという点でよいかもしれませんね(笑)

ちなみにこのブログで取り上げた学校でサマープログラムを行っているのは

Choate Rosemary Hall
Emma Willard (女子校)
The Governers Academy
Hotchkiss School
Middlesex School
Northfield Mount Hermon
Phillips Academy (Andover)
Phillips Exeter
St. Paul’s School
Taft School

などがあります。
いままで紹介していない学校ですがこのほかに優良なSummer Program として
Dana Hall School (女子高)
Hun School of Princeton
Linden Hall (女子高)
Peddie school

なども知られているサマープログラムです。
難関校のサマースクールを受講するには選抜があり誰でも受講できるわけではありません。
また日本と姉妹校提携をしている学校の生徒は枠があるようなので日本で選抜されれば自動的に受講できます。

桐蔭学園はChoateとExeter
成蹊はSt. Paul’s
同志社国際高校はAndover とlawrenceville
慶応藤沢とLawrencevill
などがその一例です。

Q&A: SSATの点数を上げるには?

Q: 16: 子供がSSATの試験勉強を始めましたが、今から2ヶ月で90%位にするのは可能だと思われますか? 学校の成績はオールAです。

A: お子さんがSSATのどのパートで苦戦しているのかわからないので、それぞれの特徴と対策、特にお勧めの試験勉強方法について書いてみます。

語彙力、読解力を高める:
語彙、読解といったらこれ以上にお勧めの本はありません!!SSATを受ける人にも、まだ受験しない低学年にも自信を持ってお勧めできるのがこのシリーズ。

Wordly Wise 3000 Educators Publishing Service Inc.

もうこれ以上できないってくらい全力でお勧めです。 
マサチューセッツ州の学校の先生用の教材として始まったこのシリーズは以前は全8巻だったのですが、4巻増えて今は12巻になっています。
私の娘は8巻まですべてやりました。この本はワードリストといって覚える言葉をはじめにリストアップしてそれを何度も違った形で復習するようになっています。
またSSATの読解セクションのようなパートもありSSATの試験プレップには最適かつ最強です。値段も高くないのでぜひはじめてください。必ず効果が出ます。
とくに将来BSの受験を考えている小中学生にはお勧めします。少しづつでも良いので毎日勉強するとびっくりするくらい語彙力がつきます。SSAT受験まで1年あるのならばWordly wiseだけで十分です。
それ以外には多読すること。どんな分野でもかまわないのでとにかく本を読ませることに尽きます。
ゲームは友達のとのコミュニケーションでもあるので良いとしても、テレビの時間は無駄。テレビを排斥して本に取り替えましょう。

受験まであと2ヶ月ということですが、急に語彙と読解力を上げるのは至難の業です。
この場合にはこんな方法も効果があるのでは:

Word Roots シリーズ  The Critical Thinking Company

英語は語幹と接頭語、接尾語の組み合わせでできています。またラテン語、フランス語などいろいろの国の言葉の影響を受けています。
このソフトウェアは言葉を丸暗記するのではなくてその成り立ちを覚えることで語彙を増やそうというもの。
2ヶ月で3000語覚えるのは無理ですが、語幹、接頭語、接尾語の組み合わせならば覚えられるかもしれません。
また私たちが感じを編と造りである程度発音と意味を想像できるように、英語も組み合わせである程度の意味を推測できます。
Word Rootsはほぼ遊びの感覚でこれらを覚えることができます。このソフトウェアもお勧めです。ゲームの代わりに遊ばせてみてはいかがでしょうか?

Math Section:

数学は基本的に学校の勉強している範囲でほぼカバーできます。数学の得意な生徒ならばまったく準備しなくてもある程度点数が取れます。
もし数学の点数が80%以上取れないということならば学校の授業についていけていない可能性があります。一番良い方法はまず、学校の先生にBSへの進学を考えていること、SSATの試験結果が良くないことを伝えて学校のクラスで十分なアドバイスと関心を受けるようにすることが一番の解決法です。
次に数学の試験にはある程度パターンがあります。これは模擬試験を受けることである程度なれることができます。

SSATのオフィシャルガイド
そのほかBarron’s,  Princeton Review などから模擬テストが販売されていますので、おなじ問題を何度も解かせてください。
新しい問題を解くよりも同じ問題を2,3度繰り返して解かせたほうが効果が出るようです。2ヶ月あれば3冊くらいを2,3度繰り返せます。
これをすることで、2-30%は成績が上がるはずです。数学に関してはこれ以外の勉強をする必要はありません。学校の勉強をしっかりすることとテストのフォーマットになれること。これでOKです。

最後に2ヶ月で90%までスコアを上げられるかというご質問ですが、学校の成績がオールAならば数学は90%まで上げることはできると思います。8年生でGeometryを履修していないので特進クラスではないと思われますが、(学校によっては8年生ではAlgebra I しか履修できない学校もあるそうです、そうならばなおさら大丈夫)Aをとっているならば基礎的な数理の力は持っているはずです。フォーマットに慣れれば大丈夫でしょう。 ボキャブラリーを90%まで上げるのはかなり難しいでしょう。もともとSSATはアメリカ人用の試験でしかも私立中高に進む比較的勉強ができる学生向けのテストです。その学生の中で上位10%にはいる語彙力をつけるのは2ヶ月ではかなり難しいとしかいえません。先ほどお勧めした方法を試してみては?とお勧めすることくらいしかできないと思います。
上位校を狙っていらっしゃるとのことですが、それならばこのような戦略をとることをお勧めします。

1)数学セクションでできるだけ高得点を取れるよう集中的に数学を勉強する:数学は短期間で点数が上がります。問題にパターンがあるためです。また数学で99%くらいまで取れると、Totalのスコアで語彙、読解が低くてもTotalスコアを大きく引き上げてくれます。とにかく数学でできるだけ高得点、できれば95%以上を取れるようにがんばりましょう。
2)語彙はWord Rootsで語幹を勉強する。それ以外は無視。
3)リーディングはSSATの参考書の読解パートを一通りこなしておく。

Quantitative: 95%

Verbal: 80%

Reading: 80%

が目標です。Totalで90%近くまで行くはずですよ。

以上です。これはあくまでも2ヶ月間の集中バージョンです。来年以降の受験ならば語彙、読解に力を入れるべきで算数などは学校の勉強で十分、できれば数学はきちんと理解ができているか確認するためにもTutorをつけることをお勧めします。

Q&A: SSATにはどのような種類のテストがありますか?

Q: SSATでは mathematicsなどテストの種類がいくつかあるのですが、それぞれはどのような内容なのでしょうか??

A: SSATは5年生から11年生を対象にした試験です。Secondary School Admission Test の略で私立の中学、高校に進学する際に受ける試験です。ほとんどの私立中高の入試にはSSATを要求されます。そのほかに独自の試験を課しているところ、ISEEでの受験を認めているところもあります。
中学受験用の試験はLower (5~7年生)高校受験用の試験はUpper(8~11年生)を受けます。まったく別の試験ですので応募する際には間違えないように気をつけてください。

試験には語彙力を測るVerbal, 数理の力を測る Quantitative, 読解力を測る Reading Comprehension の3つのパートからできています。外国語での試験はなく、すべて英語での試験になります。マースセンス方式ですが、間違えた場合減点されるので(間違い4問で正解1問分を減点)わからない問題はそのまま残しておいたほうが良いなど受験の上でのテクニックもあります。

テストは5つのセクションに分かれています。それぞれ説明します。

小論文:25分間
論題が与えられそれに対して、個人の経験、最近、歴史的なイベント、文学などから具体的な例を挙げながらトピックに対して賛成するか反論するかを論文形式で回答します。このセクションの回答は採点はされません。またSSATからのレポートにも点数は表記されませんが進学する学校にはサンプルとして送られます。

Verbal(語彙):30分間
反意語30問、同意語30問の計60問です。日本人にとってはこれが一番つらい試験試験です。何せ問題量が多いので一問あたり30秒しか時間がありません。ほぼ直感的に解く必要があるので一夜漬けができず語彙力がほぼそのまま点数になります。

Quantitative(数学):30分間
25問のテストを2回うけます。つまり計50問を一時間で解くことになります。
計算問題、図形など通常学校で受けている授業とほぼ同じ内容です。
学校の授業を理解していれば満点に近いスコアを取ることができます。
しかし問題量が多く、一問あたり一分強しか問題を最後まで解けない学生が多く、スピードが要求されます。
Reading Comprehension(読解):40分:
トピック(課題)が7つ出されそれを元に40問出題されます。
課題を読んだ上で、質問文を読み、正しい解答を導き出すまでにそれぞれ1分間。時間との戦いです。速読の力と読解力の両方が必要です。これも外国人にとっては時間的につらい試験です。

この試験はアメリカ人の生徒の英語力を測るために作られている試験ですので非常に高度です。TOEFLと違いほとんどのアメリカ人学生も満点に近いスコアを取ることができません。
Verbalの対策が点数に大きく影響します。SSATは語彙力があればVerbalもReadingもかなりの高得点が取れます。

いろいろ微妙なキャンパス:フィリップス・エクセター

キャンパスの印象について書いてきましたが今回で最後。
フィリップス・エクセターについて書いてみます。

エクセターはマサチューセッツ州とニューハンプシャー州の境。エクセターに位置しています。
ボストンからは車で一時間、ニューハンプシャーのマンチェスターからは30分強。
大都市に近いともいえないですが、遠いともいえない微妙な立地です。
アンドーバー、ミルトンと同じく電車でボストン市内に出ることもできます。
しかしこちらも一日に電車は往復4本、時間も一時間と非常に微妙な寂しさです。
遠いともいえないが、近いともいえないエクセター。
もちろん大多数のBSは人里はなれたところに位置しており、車でも大都市まで数時間かかりますのでエクセターの立地は比較的には良いのですが、日本人の感覚では田舎にあるといってもいいでしょう。
エクセターのキャンパス自体はアンドーバーより広いのですが、校舎と寮が隣接しているのでそれほど広いとは感じません。しろコンパクトにまとまっていて移動が楽です。一部の寮と運動施設は交通量の多い道路を越えなければならないので交通に気をつける必要がありますが(アンドーバーも同じ)それだけ気をつけていれば安全でまとまったキャンパスといえるでしょう。
セントポールスやグロートン、ミドルセックスなどのエピスコパル系教会BSのキャンパスを見慣れてしまうと、エクセターのキャンパスは地味で味気ないです。もちろん大変きれいなキャンパスなのですが「美しい」といえるかといわれるとそれも微妙…

あとエクセターといえば全国的に有名な建築物があります。エクセター図書館は高校としては全国1の蔵書を誇っているだけではなく、建築の美しさとユニークさで見学者が絶えません。私も早速見に行ったのですが、建築に知識がないものとしてはこちらも言うほどのものか?と微妙。

例外的に鯨の標本があるサイエンスセンターとおととし新装された学生会館はとてもきれいでした。
キャンパスや立地においてはなんとなくすべて微妙な感じのエクセターでした。

さて、前回アンドーバーのときに書くことを忘れた大事なことを。
アンドーバーの学生食堂は昨年新装され、とてもとてもきれいになりました。
いままではハリーポッターの世界のようなカフェテリアだったのがホテル並みに。
食事にはなんと寿司まで出るそうですよ!

広くて移動が大変!:フィリップス・アンドーバー

私が訪問したことのあるキャンパスの印象を書き綴ってきましたが、あとは2校だけ。アンドーバーとエクセター。それぞれを書いてこのシリーズは終わりにします。

さてアンドーバー。この学校もとても良い立地にあります。ボストンの北30キロにあるアンドーバーは車ならば25分、電車もあってコミュータートレインで50分の位置にあります。ボストンには環状高速が2本あり、小さいほうが95号、大きいほうが495号。アンドーバーはこの大きなほうの環状高速の内側にあります。いわゆる名門ボーディングスクールの中ではミルトンとアンドーバーだけです。ボーディングスクールの多くが田舎の人里はなれたところにありますが、アンドーバーは大都市へのアクセスが良いのにキャンパスが広くてのびのびしており、バランスが取れているといえます。

アンドーバーのキャンパスはアンドーバーのダウンタウンから歩いて10分くらい。メインストリートを南にあるくとキャンパスが見えてきます。左側には大きな白亜のホールが見え、右側には学生寮。メインストリートがそれらを分ける形です。スポーツ施設はさらに10分ほど南に歩く形になります。キャンパス内に美術館があったりしてとてもきれいなキャンパスですが、いかんせん広すぎてまとまりにかける感があります。授業が行われる授業棟、学生寮棟、カフェテリア、スポーツ施設がまとまって一箇所になるのではなく、それぞれがかなり離れています。アンドーバーの学生は移動する際にはどこに行くにも10分ほど歩かなければいけません。ニューイングランド地方の冬はとても厳しく5分も歩いていれば体が冷え切ってしまいます。また雨が降ると長靴が必要。アンドーバーで生活するには長い距離を歩くのになれる必要があります。

アンドーバーは土日は授業がないので週末にボストン市内に遊びに行ったりすることができます。都会に慣れている学生には良い息抜きになるでしょうね。

追記:
アンドーバーのときに書くことを忘れた大事なことを。
アンドーバーの学生食堂は昨年新装され、とてもとてもきれいになりました。
いままではハリーポッターの世界のようなカフェテリアだったのがホテル並みに。
食事にはなんと寿司まで出るそうですよ!
また、アンドーバーも立地が良いことからデイスクール化すすんでいます。
現在自宅生は全体の3割。寄宿生よりも自宅生のほうが入学が難しくなっています。そのため自宅製の学力のほうが寄宿生より高いといわれています。(あくまでも通っている学生からの感想ですので進学等のデータを下にしたお話ではありませんのであしからず)

生徒数が多いこと、大都市へのアクセスが良いこと、ご飯がおいしいことから日本人にとって個人的に一番お勧めできるのがアンドーバーです。