面接、エッセイ、SSATのテクニック

面接、エッセイ、SSAT、学校の成績、課外活動の5つはボーディングスクール受験で重要な審査要件です。この中で学校の成績だけは過去3年間の成績が要求され、課外活動はそれ以上の年月が必要なのでテクニックなどはありません。日ごろの積み重ねです。しかしほかの3つは受験前に準備をすれば間に合います。要領よく準備することでかなり差がつきます。

面接のテクニック

  • リラックスすること:他の受験生もみな緊張しています。面接官は受験生が緊張しないようにできるだけ和やかな雰囲気で面接してくれます。面接官は緊張している場面でもどのように受験生が自分を制御できるかを見ていますのでできる限り落ち着いてパニックに陥らないように。
  • マナーが大事:ボーディングスクールでは多くの子供が寝食をともにします。礼儀正しい学生を好みますのでSir, Momなどの言葉使い、お礼の言葉、話すときは目を見る、つめをかんだり、貧乏ゆすりしない等の基本的なマナーから外れないように。
  • 質問はメモに書いて持ってゆく: 緊張すると質問を忘れてしまうことがあります。質問を忘れてしまうと質問しなければいけないという義務感から頓珍漢なことを聞いてしまうことがあります。あらかじめメモを持っていくことは礼儀がないとは思われません。
  • 筆記用具を携帯する:メモを取ることはとても良い習慣です。たとえば質問した回答をメモすることは好印象につながります。
  • 清潔な服装: 面接官に良い印所を与える服装を心がけます。華美な服や、ジーンズ、スニーカーなどは避けた方が良いでしょう。 男子の場合はプレスされた 襟付きのシャツ、スラックス、黒の革靴でOKです。女子はシンプルなブラウス、シャツ、スカートもしくはスラックス、とシンプルなドレスシューズ(低めの ヒールも可)です。つめをキレイにそろえたり、髪の毛も清潔な長さに整えておきましょう。 面接はファッションショーではありませんので保守的ないでたち が好まれます。保護者、特にお母さんは華美な服や化粧、香水をしないように気をつけてください。
  • うそをつかない:自分を良く見せよう、子供を良く見せようと誇張したりうそをつく受験生や親がいます。面接官は何千人も面談しているプロですから、うそがばれない確立は低いです。等身大の自分を出しましょう
  • よく質問を聞く: 相手が何を求めているのか良く考えて応答しましょう。そのためには相手のことを良く効くことが大事です。また発言する際には何を話すのかある程度頭でまとめてから話したほうが良いでしょう。要領を得ない受け答えを避けましょう。
  • 面接の後は手書きの感謝のポストカードを送りましょう。長文である必要はありません。簡潔に感謝の気持ちを述べる程度でOKです。

SSATの勉強法:

  • 試験準備を早めに始める
    • 受験年の春ごろから模擬テストやテストブックをつかって試験になれるようにしてください。試験にはパターンがあり慣れることでで平均20%ほど点数が上がります。特にVerbal問題は語彙が必要ですので時間がかかりますが、最もよく点数が上がります。
  • 詰め込まない
    • SSATの試験内容は毎年ほとんど変わりません。公式テストブックや一般販売されているテストブックにカバーされる内容の説明があります。時間を掛けて覚えていけば2-3ヶ月で十分カバーできます。
  • フォーマットを覚える
    • SSATはVerbal, Math, Reading, Writing4つのセクションからできています。3時間以上かかる試験ですが、問題量も多いので十分に時間を掛けてとくことはできません。ほとんど反射的に問題を説く必要がありますのでどのようなパターンの問題が出題されるのか出題フォーマットを覚えると解答時間が早くなります。
  • 練習問題を多く解く
    • 時間を計って模擬テストをできるだけ多く受けてください。時間を計ってとくことは非常に大事です。同じテストを少なくとも2回繰り返すと自分の弱みがわかりますし、テストスコアのアップにつながります。お勧めのテストブックは公式テストブックBarron’s, Princeton Review,Kaplan の4冊です。
  • インターネットのボキャブラリー強化サイトを利用する
    • Freerice.comのようにオンラインで語彙を増やすサービスがあります。ゲームのように楽しみながら語彙を増やせます。ちなみにFreericeならばレベル50程度の語彙が必要です。
  • オンラインPrepコースを受ける
  • サマーキャンプに参加する

語彙力、読解力を高めるために:
語彙、読解といったらこれ以上にお勧めの本はありません!!SSATを受ける人にも、まだ受験しない低学年にも自信を持ってお勧めできるのがこのシリーズ。

Wordly Wise 3000 Educators Publishing Service Inc.

もうこれ以上できないってくらい全力でお勧めです。 
マサチューセッツ州の学校の先生用の教材として始まったこのシリーズは以前は全8巻だったのですが、4巻増えて今は12巻になっています。
私の娘は8巻まですべてやりました。この本はワードリストといって覚える言葉をはじめにリストアップしてそれを何度も違った形で復習するようになっています。
またSSATの読解セクションのようなパートもありSSATの試験プレップには最適かつ最強です。値段も高くないのでぜひはじめてください。必ず効果が出ます。
とくに将来BSの受験を考えている小中学生にはお勧めします。少しづつでも良いので毎日勉強するとびっくりするくらい語彙力がつきます。SSAT受験まで1年あるのならばWordly wiseだけで十分です。
それ以外には多読すること。どんな分野でもかまわないのでとにかく本を読ませることに尽きます。
ゲームは友達のとのコミュニケーションでもあるので良いとしても、テレビの時間は無駄。テレビを排斥して本に取り替えましょう。

急に語彙と読解力を上げるのは至難の業です。
受験までに時間がない場合にはこんな方法も効果があるのでは:

Word Roots シリーズ  The Critical Thinking Company

英語は語幹と接頭語、接尾語の組み合わせでできています。またラテン語、フランス語などいろいろの国の言葉の影響を受けています。
このソフトウェアは言葉を丸暗記するのではなくてその成り立ちを覚えることで語彙を増やそうというもの。
2ヶ月で3000語覚えるのは無理ですが、語幹、接頭語、接尾語の組み合わせならば覚えられるかもしれません。
また私たちが感じを編と造りである程度発音と意味を想像できるように、英語も組み合わせである程度の意味を推測できます。
Word Rootsはほぼ遊びの感覚でこれらを覚えることができます。このソフトウェアもお勧めです。ゲームの代わりに遊ばせてみてはいかがでしょうか?

Math Section:

数学は基本的に学校の勉強している範囲でほぼカバーできます。数学の得意な生徒ならばまったく準備しなくてもある程度点数が取れます。
もし数学の点数が80%以上取れないということならば学校の授業についていけていない可能性があります。一番良い方法はまず、学校の先生にBSへの進学を考えていること、SSATの試験結果が良くないことを伝えて学校のクラスで十分なアドバイスと関心を受けるようにすることが一番の解決法です。
次に数学の試験にはある程度パターンがあります。これは模擬試験を受けることである程度なれることができます。

SSATのオフィシャルガイド
そのほかBarron’s,  Princeton Review などから模擬テストが販売されていますので、おなじ問題を何度も解かせてください。
新しい問題を解くよりも同じ問題を2,3度繰り返して解かせたほうが効果が出るようです。2ヶ月あれば3冊くらいを2,3度繰り返せます。
これをすることで、2-30%は成績が上がるはずです。数学に関してはこれ以外の勉強をする必要はありません。学校の勉強をしっかりすることとテストのフォーマットになれること。これでOKです。

学校の成績がオールAならば数学は90%まで上げることはできると思います。Aをとっているならば基礎的な数理の力は持っているはずです。フォーマットに慣れれば大丈夫でしょう。 ボキャブラリーを90%まで上げるのはかなり難しいでしょう。

上位校を狙らうならこのような戦略をとることをお勧めします。

1)数学セクションでできるだけ高得点を取れるよう集中的に数学を勉強する:数学は短期間で点数が上がります。問題にパターンがあるためです。また数学で99%くらいまで取れると、Totalのスコアで語彙、読解が低くてもTotalスコアを大きく引き上げてくれます。とにかく数学でできるだけ高得点、できれば95%以上を取れるようにがんばりましょう。
2)語彙はWordly Wise を全巻。時間があるならWord Rootsで語幹を勉強する。それだけでOK。
3)リーディングはSSATの参考書の読解パートを一通りこなしておく。

Quantitative: 95%

Verbal: 80%

Reading: 80%

が目標です。Totalで90%近くまで行くはずです。

エッセイのテクニック

エッセイ(小論文)を上手に書くには、豊富に英文を読書すること、そしてエッセイを書くことに尽きます。しかし書くだけではなくてそれを適正にに評価してもらうことにが大事です。残念ながら日本にいるとなかなか英文で書いたエッセイを適性に評価してもらう機会がありません。そのためには費用を払ってサービスを受ける必要が出てきます。

  • チューターをやとう
    • チューターを雇うと決まった時間に必ずエッセイを書かなければならないので作文能力が上がります。しかし英語を母国語にしている人ならば誰でも良いわけではありません。できれば学校で英語の先生経験のあるチューターを雇いたいです。アメリカにいる場合は一時間30ドルから50ドルで雇うことができます。
  • インターネットで英文小論文コースを受講する
  • エッセイ添削サービスをつかう
    • 提出するエッセイを添削してくれるサービスもあります。こちらこちらなどで添削をしてくれます。
  • エッセイを買う
    • どうしても書けない、締め切りまで時間がないときは最後の手段です。エッセイの代書もあります。薦められた方法ではありませんが、最後の砦に。