教師の推薦書を提出する(10-11月)

ほとんどのボーディングスクール入試では複数の教師の推薦書を要求されます。代表的な推薦書は

です。これ以外に社会的影響の大きな人物(政治家、ビジネスマン、活動家、芸術家、スポーツ選手など)からの推薦書を送る場合もあります。上記3つの推薦書は必須ですがそれ以外の推薦書はオプションです。また学校指定のフォームはありません。

英語教師の推薦書、数学教師の推薦書、課外活動の推薦書には学校の指定のフォーマットがあり、それをインターネットでダウンロード、もしくは学校から送られてきた用紙に書きます。基本的に手書きを要求されます。これは受験生が自分で書いて先生の代わりに送付することを防ぐためです。学校によっては同じ内容をタイプしたものを同時に提出することを要求されます。

基本的に推薦書は受験生と緊密な関係を持っている教師に依頼しますので基本的にあまり悪い内容にはなりません。しかし欧米人の教師の場合は公私の切り分けがはっきりしているのでお世辞のような推薦書は書いてくれません。また推薦書は原則、受験生とその家族には非公開ですので推薦書の内容はわからないようになっています。

日本から受験する場合、教師にお願いする推薦書は教師側にとって非常に負担になります。薦められた方法ではありませんが、受験生側があらかじめ自分で記入し、教師に署名の上学校に送付することを依頼する場合もあります。

推薦書は推薦者にとって非常に負担になります。時間がかかる場合が多いのでできるだけ早めに依頼しておくことが必要です。11月中には学校への提出を終えておくことを薦めます。

例としてエグゼター校の指定推薦書の質問内容を列記してみます。

英語教師の推薦書の内容:

  • どれだけの期間生徒を知っているか
  • 何年間生徒を教えたか
  • どの授業を教えたか
  • 生徒が受けたのは特進コースか否か
  • 教えた授業内容の説明
  • 生徒は授業内容をどのくらい的確に理解したか
  • 生徒は教えた内容にしたがってどのくらい的確に作文できるか
  • 生徒はどの程度批判や叱責を受け取れるか
  • 学校からの成績証明でも聞かれた6段階評価
  • 生徒の強み弱み
  • 生徒を3つの言葉で表すとなにか?
  • 生徒はどのように授業に貢献したか
  • その他のコメント

数学教師の推薦書の内容:

  • どれだけの期間生徒を知っているか
  • 何年間生徒を教えたか
  • どの授業を教えたか
  • 翌年生徒が受けるべき数学の科目は何か?
  • 教えた授業内容の説明
  • 生徒が受けたのは特進コースか否か
  • 生徒が受講した数学コースを列記(代数、幾何、微積分など)
  • 以下の点について6段階評価
    • 計算等の基本的理解
    • 計算等の正確さ
    • 問題解決能力
    • 推論能力
    • 数学の基本的コンセプトと前提の理解
    • 努力度
    • 全体的な成績
    • より高度な問題に対する意欲
    • 他の生徒に比べての数学に対する能力
    • 学問的潜在力
    • 学問的成績
    • 知識欲
    • 努力
    • 自発性
    • 自己管理
    • 想像力
    • 授業への参加
    • 意欲
    • 他人への協力
    • 誠実さ
    • 自信
    • 成熟度
    • 責任感
    • 先生に対する尊敬
    • 同級生に対する尊敬
    • 感情的安定度
    • 全体的人間性の評価
    • 学生としての全体的評価
  • 生徒の強み弱み
  • 3語で生徒を評価するとすると
  • 授業に対する貢献いついて
  • そのほかのコメント

課外活動の教師の推薦所の内容:

  • 生徒を知っている期間
  • なぜこの生徒を知っているか
  • どの程度の責任と技術を生徒は示しているか
  • どのような賞を受けているか
  • 生徒の活動に対する姿勢、自信、弾力性について
  • 批判や叱責をどのようにうけとるか
  • 生徒について知っておいてほしいことは何か
  • 以下の点について5段階評価
    • 才能
    • 努力
    • 他人に対する興味
    • リーダーシップ
    • 思いやり
    • 全体評価

そのほか社会的地位のある方からの推薦書についてはフォームはありませんが、どのようにして知っているのか?知っている期間、なぜこの生徒を推薦したいのか、なぜ、学校はこの生徒を入学させるべきなのか、などについて1ページくらいの長さで作成してもらいます。ちゃんと本人の連絡先と署名をしてもらうことを忘れないようにお願いしてください。