Q&A: 英語の速読と読解力を高めるには?


Q: アメリカ在住で小学生の子供がいます。読解力と速読の力をつける効果的な方法がありますでしょうか。何か良いプログラムや教材等があれば教えて頂けると大変助かります。日本の速読みたいなものがアメリカにもあるのでしょうか? 子供は読書が大好きで、時間があれば本を読んでいますが速くは読んではいません。

A: 私の家では速読プログラムには参加していませんでした。またあえて速読は教えなくても良いのではないかと思っています。まだ小学生とのこと、本を読む楽しさ、文学を理解する楽しさを覚えてくれることがもっとも大事なことであり、必ずしも早く読むことは必要ないのではないでしょうか。現地校に通っていらっしゃるようなので学校の授業はおそらく英語であると思います。基本的な英語の理解はできているはずなので今の時点では早く読むことよりも、1)好きな本をいっぱい読ませてあげること、2)興味を持った事柄に関して関係した本をプレゼントしてあげること でより積極的に本を活用することが重要だと思います。

我が家の場合は本についてはこのようなポリシーをもっていました。
1)本を買う場合は予算に上限はつけない
2)どの本を読みたいかは子供に任せる。親が押し付けることはしない
3)旅行に行ったり、動物を見たり、病院に行ったりなどイベントがあるときはそのイベントに関する本を子供と一緒に探す
4)図書館も利用するが読みたい本がないときは購入する。(本人の興味をもっとも大事にするということ)またAmazon Kindleなら安く本が購入できるので活用する。

1万時間の法則というのを読んだことがあるのですが、これは「何かに秀でている人は才能があるだけではなくてそのことに対して1万時間くらいの時間を使っている」ということです。5歳から本を読み始め毎日3時間本を読むと13歳のときにちょうど一万時間くらい本を読んだことになります。このくらい本を読んでいれば、別に天才でなくても通常よりも早く本を読むようになりますし、理解も早いです。ようは読書はテクニックもさることながら読書量が大事だと思います。またこれだけ本を読むには本人が読んでいて楽しい本でなければ続きません。おしつけるのではなく本人が選ぶ本を与えてあげることが一番です。お金がかかりますが将来への投資と思えばとても安いものだと思います。娘も小学生の3,4年生まではゆっくり本を読んでいましたが、今ではSSATのReadingの部分は20分以内で全部解けるほどスピードがあります。入試までに1万時間を目安にがんばってみては?

因みに私の娘の愛読書は David Kahn のCodebreakers という本です。勉強とはまったく関係のない本ですが、本人はこの本が大好きで少なくとも10回以上読み直しています。飽きないのか?と聞くと読むたびに前読んだときにはわからなかったことがわかったりして何度読んでも面白いとのことでした。ボーディングスクールの面接のときも好きな本の題名を聞かれてこの本の名前を答えていたのでよほど好きみたいです。このくらい読んでもらえると買った親としてもうれしいですね。

最後に一万時間の法則については Malcom Gradwellの Outliers: The story of success という本の中に記述があります。この本はいわゆる天才がどのようにして作られるのか、その環境の点に目をつけて書いていて、目から鱗の内容です。保護者の方にぜひ読んでほしい本です。また日本語版も出ているそうです。私は英語版しか読んでいないので上手に訳されているかどうか知らないのですが、きっとこちらも参考になることと思います。

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