低年齢でのボーディングスクール進学について


ちょっと今日は趣を変えて低年齢留学に対しての自分の考えなどつらつらと書いてみたいと思います。
このようなブログを書いているのでボーディングスクール礼賛派、低年齢留学礼賛派だと思われるかもしれませんが、私は特にボーディングスクールが他の学校に比べて圧倒的に優れているとか、低年齢から子供をボーディングスクールに入れた方がよいとは思っていません。幾つかある初中等教育のオプションのひとつにすぎないと考えています。ボーディングスクールを語るにあたってよく議論されるのが1)家族と一緒に(親元で)教育を受けたほうが良いという主張と 2)教育は優れた環境で専門家に任せたほうが良いという主張です。いずれにもそれぞれの根拠があり十分納得できます。いずれも良い点もあれば、比較して足りない点もあって一般論として語るのにはあまりにも漠然としてしまいます。教育を受ける人それぞれに個性があるので一般論として話すよりもそれぞれがおかれている状況によって考えるのが良いのではないかと思います。

まず一番大切だとおもうのは教育を受ける本人である「子供」が何を求めているかということ。 本人がボーディングスクールで勉強したいといえばそれが良いでしょうし、いやならば辞めておけばよいだけのことなのではないでしょうか? 教育は両親の元で受けたほうがが良いのか、専門家に任せたほうが良いのかという議論は親の立場から語られることが多いと思います。 手元に置くことも、ボーディングスクールに送ることも親のエゴで決めてしまうのは教育を受ける子供のためになりません。本人が望んでいることをかなえてあげるのが良いのではないかと思っています。

とはいえ小さな子供は当然広い世界のことは知りません。隣の子供が通っている学校や塾のことは知っていても、海外のボーディングスクールのことやそこで行われている教育については知らないでしょう。 親の役目は世界にはいろいろなオプションがあっていろいろな可能性があるということ。そして才能があれば自由にそれらから選択して人生を作っていくことができることを子供に理解してもらうことだと思います。そして子供がどのようなオプションを選んでも喜んでサポートすることがなのではないかと思います。そこには親から子供への信頼があり愛があります。子供もそのような親から家族の愛を感じるのではないかと思います。

若草まやさんのお嬢さんがスイスのBSに低年齢留学されていらっしゃいますが、お嬢さん本人がそれを望んでいらっしゃること、若草さんの家庭環境や考え方がBSへの留学に適していることから成功している低年齢留学の好例だとおもいます。

さてジュニアボーディングをはじめ低年齢で留学することについて意見を聞かれることがあるのですが、私がいつもお答えするのは
1)子供が自分の意思で低年齢留学を希望しているのか?(Yesならば2へ、Noならば留学しない)
2)教育のオプションが幾つかある中で家庭環境を考えた上で低年齢留学がよりよい選択なのか(Yesならば積極的に低年齢留学、Noならばそのほかのオプションを検討)
です。

とくに2番目においては家族環境が関係してきます。たとえば共働きで子供と接する時間が少ない、収入が十分あり学費の支払いができる、将来日本語だけではなく英語も話せるようになってほしい、社交界にデビューする必要があるなどなど。共働きの富裕層(たとえば父母の両方が何らかの分野の専門家であるなど)であればジュニアボーディングに対するニーズはより高くなるのは当然だと思います。

ジュニアボーディングに限らずボーディングスクールには優れた環境、訓練されたすばらしい教師、そして同じような志の友達がいます。本人が望んで進学しているのなら吸収して成長してくれるのではないでしょうか。

ちなみに私たちの場合は妻は専業主婦で子供と十分触れ合うことができたので積極的にボーディングスクールを選択したわけではありませんでした。ただ子供がどうしても優れた環境、教師、学友と勉強したいと主張したので結果としてBSに進むことになりました。私たちとしては本人が望んで受験するからには良い結果を出してほしいと思いましたし、そのために私たちも十分知識をつけなかればいけないと考え、BSに関する様々なことを勉強しました。受験はもう終わってしまいましたがおそらく同じように考えているお父さん、お母さんがいらっしゃるだろうと思い、少しでもお役に立てたらと思ってこのブログを作っています。

思いつくまま書いたので雑多な話になってしまいましたが、たまにはこういうのを書いてみるのも気晴らしになりますね。:)

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カテゴリー: BS最新情報. 5 Comments »

コメント / トラックバック5件 to “低年齢でのボーディングスクール進学について”

  1. 山本 Says:

    SSATの参考書をamazonで探していたら「SSAT&ISEE」という題名の本を見かけたのですがISEEとはなんなのでしょうか。

  2. kinkin Says:

    おっしゃるとおりだと思います。子供が自らBSを望まない限り留学させることはできないと思いますし、低年齢で留学させる必要もないと思います。その子の置かれた状況と意思が重要です。
    しかし、子供が最初からBSを希望するはずもないので、英語やアメリカに行くこと自体への抵抗感を和らげる工夫をしたり、BSの生活を理解させ工夫をすることが親がすべき支援だと思います。

    • usboardingschool Says:

      コメントありがとうございます。
      Kinkinさんは子供さんをジュニアボーディングに進学させていらっしゃるとのこと。
      私はジュニアボーディングについてはあまり知らないのでよろしければJBの優れている点や困難なことなど教えてくださいね。
      いつもコメントいただき感謝しています。

  3. 若草まや Says:

    こんにちは。私どものケースをお取りあげ下さいました上、拙いサイトをリンクしていただき、ありがとうございました。

    見事なまでに仰せの通りだと思います。低年齢留学に関して、私も諸手を挙げて全てのご家庭にお奨めすべきなどと礼賛しているわけではありません。ただ、親が子どもに提示し与えうるオプションとして、日本ではこれまで、「5歳でもボーディングできる学校」 の存在すら知られていなかったので、「こんな方法もありますよ」 と報じることで、ごく一握りにしろ福音になるご家庭があるかもしれない(我が家のように!)と考えて情報を発信しています。

    情報の受け手はそれを闇雲に踏襲するのではなく、低年齢留学に限らず子どもの学校や教育方針を選択するに当たっては、本人への意思確認も含め、当の家庭内で議論が尽くされることは必須であり、各家庭によって出される結論は異なるものと思っていますので、情報を発信する際には、なるべく意識してその旨を書き添えるように心掛けています。


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