Q&A:日本の公立中学から名門BSに進学するには?


Q: 日本の公立中学からアメリカの名門BSに進むにはどうしたらよいでしょうか?

A: アメリカ北東部の名門BSに進学する場合はかなりの英語力がないと難しいと思います。
日本から進学してきた人もインターナショナルスクール出身もしくは現地で生活していた生徒、もしくは帰国子女で英語圏にいた人がほとんどだと思います。

そもそも名門BSは英語を勉強するところではなくて、英語で勉強する(しかもAPコースになると大学レベルの勉強をします)のでESLすらないと ころがおおいです。外国からの留学生で英語を母国語としていない場合はよほどの強力なHook(強力なコネがある、政治家、資産家の子息である、もしくは 数学コンクールで世界一、運動競技で世界一など、学校側が受けるメリットが大きい生徒)がない限り、とても不利な状況です。 以前あるBSの生徒のセレクションプロセスや評価方法などの学校資料を見せてもらったのですがポイントシステムになっておりかなりシステマチックに評価を されます。これはタイヘンな競争だなと思いました。

英語を勉強しながらも、英語で勉強したいと考えている生徒には、より生徒数が少なく、ESLが充実している学校がいいと思います。これらの学校は東 海岸にも西海岸にも多くあります。 またIVY大学はいろいろな文化的背景の学生を広く募集する戦略に切り替えていますので、これらの学校でしっかり勉強 できれば大学ではIvyなどの名門大学も十分狙うことができます。 逆に英語があまり強くない状態で名門BSにはいると絶対によいGPAを取れないので Ivyにいくのはほとんど無理だといえるでしょう。事実名門BSに入学した日本人学生(もともとが少ないですが)の大多数はIvyに進学できていません。 BSで一番アカデミックで強いといわれているエグゼターでも生徒250名中、ハーバードに進学するのは20人弱、Ivyに進学するのは30%前後。 ア メリカ中から集められた秀才の仲からトップ15%に入るのは至難です。 大学のことまで考えるのならば名門BSに英語が母国語でない子供を入れるのは正直 なところあまり勧めません。BSでは英語と良い習慣を学ぶというところに力を入れて、大学で名門を狙う方がより現実に即した方法です。

さて、最近は韓国からのBS留学生が急増しています。文化的なものやお国の背景もあると思いますが、日本人と大きく違うところは「母国 に帰ることをほとんど考えていない」一方通行型だと言うことです。日本人の場合将来日本に帰るというオプションも捨てていないという方が多いように思いま したが、韓国からの受験生の場合、韓国からの脱出のようなイメージを受けます。(べつに差別しているわけではないのであしからず、あくまでも第三者的に観 てそのような感じを受けたということです)。 とにかく子供の将来のためにはチャンスを捕まえて名門BSに入れるという気概をものすごく感じます。 事実 韓国からの留学生、韓国系のBS生徒はもっとも多く、BSにいるアジア人の約半数は韓国系です。 これらの子供はインターにいったり、家庭教師をつけて幼 少期から英語で教育されている子供たちですのでほとんどがネイティブ並に英語を話します。本気で名門BSに通って、キャリアを作ろうと考えているのなら ば、日本は捨てるくらいの覚悟で受験しないと合格するのは難しいです。 ちなみにBSに留学生枠はありませんが、統計的に見ると留学生はエグゼターで年間 40人弱しか受け入れていません。テンスクールズ全体でも200人以下です。 アジア系はこのうち約半分。 100人です。そして半数は韓国系です。  この少ない椅子を取り合うのですから日本からの進学が少ないのは当然といえば当然だと思います。

まずどのような教育を子供に与えるかということを子供が小さいときに考えておかないとあとで考えても 無理なオプションが出てきます。 名門BSに進学するというのは日本に住んでいる場合においてはずいぶん早めに準備をしておかないと実現困難なオプション だと思います。

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