Q&A: 奨学金とファイナンシャルエイドの違い


Q: このサイトで使われている「フィナンシャルエイド」と「奨学金」の間にはどのような違いがあるのでしょうか。

A: 奨学金とファイナンシャルエイド(FA)の違いについて一言で言えば、奨学金は受験生本人の資質を対象に、ファイナンシャルエイドは両親の経済状況を対象にして支払われる学費補助です。

奨学金の例を挙げると、特に学業に優れた学生に供与する学術奨学金、ある地方出身者だけを対象にした奨学金、ある人種だけを対象にした奨学金、芸術、運動などの芸術・運動奨学金 など多岐に渡ります。 奨学金は経済的に恵まれない生徒だけを対象にしているわけではないので、経済的に恵まれた家庭の学生でも受けることができます。また自分から申請する必要がありません。対象者の中から学校側が選抜します。 奨学金は英語で Merit scholorship と呼ばれています。Meritとは褒章を受けるに値する能力という意味があります。

これに対してファイナンシャルエイドは経済的理由で学費の支払いが困難な学生に対してだけ支払われる学費補助です。申請したすべての生徒がその対象になります。 FAを受けるためには受験生が「自主的に」学校に申請して審査を受けます。 FAの申請の有無は合否に直接関係しますので家庭の経済状況を真剣に考えた上で申請するか否かを考える必要があります。

最近はFAを重視して奨学金をなくす傾向が増えています。学費は高騰を続けており、受給できるかどうかわからない奨学金より申請した上で合格すれば確実に支給されるFAのほうが受験生とその家庭に対してのアピールが強いからです。 BSトップスクールのAndover, Exeter, St Paul’s などは奨学金は全廃しています。その代わりにFAの受給率を増やしており、Exeterにいたっては全学生のほぼ4割が学費の一部もしくは全額の免除を受けています。 しかしこのように大量のFAを支給できるのは基金の大きい一部の学校だけであり、中堅のBSではFAの支給率は15%前後です。その代わりに奨学金を支給して、FAを受けられない裕福な家庭の受験生に対してインセンティブをつけ、入学してもらうようにする傾向があります。 Choate はFAだけではなく奨学金も出しています。 こちら で奨学金のリストを見ることができます。

ファイナンシャルエイドと奨学金については 24:ファイナンシャルエイドと奨学金 でも言及しておりますのであわせてご覧ください。

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