奨学金・FAを申請する


学費を払う

ボーディングスクールの学費もほぼ同じ3万から5万ドルかかります。約60-70%の入学者は学費を全額払います。残りの30-40%は何らかの形で学校からの補助を受けています。 現金で払う場合、2回に分けて払います。7月1日までに学費の半分、そして残り半分を11月1日までに払い込みます。 そのほか学校によっては毎月の支払いや3ヶ月に1度の支払いを認めているところもあります。外部の業者と契約して毎月の支払いに変更することも可能です。(利子なしで分割払いが可能、詳しくは合格したら学校が資料を送ってきます。)詳しくは入学契約書を交わす際に決めることができます。もちろんあとで変更することも可能です。また一年分の学費を年初に全納する場合、うまく交渉すると学費を5-10%減額してくれる場合もあります。 お父さんの腕の見所です。(もちろんそのようなことはウェブサイトにも合格書類にも書いていませんが、交渉可能です)

ファイナンシャルエイド(FA)を申請する

ボーディングスクールは大学の入試改革を流れを受けて幅広い層からの受け入れをするように変化してきました。富裕層しか受け入れていなかった30,40年前とは違い今ではさまざまな層からの入学者がいます。アメリカの平均的な家庭あたりの所得は4万ドル程度ですから一般家庭ではとても子供を送ることはできません。またある程度の富裕層でも複数子供がいるとその負担は大きなものです。結果所得が20万ドル以下の家庭にはファイナンシャルエイド(FA)が受けられます。 FAを申請する場合、次の手続きが必要です。

① Applicant Information Formを提出する際”FAを申請する”欄に丸をつける

② 学校が送ってくる入学願書一式に私立学校の団体The School and Student Service for Financial Aid (SSS) のParents’ Fianncial Statement”(PFS)フォームが同封されてきます。また、PFSは学校のHPの”Applying Financial Aid”からもダウンロードできます。

③ PFSを記入します。PFSには紙のフォームとインターネットで申請できるオンラインフォームがあります。日本から出願する場合はオンラインフォームのほうが便利でしょう。なお申請には$20ドルのフィーがかかります。低所得者層の場合、学校に連絡すると$20ドルのフィーを減免してくれる場合があります。

④ PFSは学校の願書締め切りまでに提出します。エグゼター校の場合1月15日までにPFSを提出します。期日に間に合わないとFAを受けられません。PFSの申込書には出願する学校を記入する欄があります。受験する学校のコードを入力します。一度に何校でも応募できますのでPFSは一部作成するだけでOKです。

⑤ PFSを記入した後は給与証明と確定申告書を学校に郵送します。これはそれぞれの学校に一部ずつ送る必要があります。直近の給与証明と確定申告書がまた作成できていない場合は前々年の分を1月15日までに送ります。2月10日までに前年の給与証明および確定申告書を送ることが望ましいとされています。

注意)PFSの記入方法は非常に複雑で特殊です。前年の収入だけでなく、来年の収入の予想や、ビジネスオーナーの場合、不動産収入がある場合、持ち家の資産価値、乗っている車の種類などかなり詳細な設問があります。かなり慣れていないと難しいので、助けが必要な場合はコメント欄にその由ご連絡ください。

注意)学校によっては留学生にはFAを支給しない学校があります。FAのポリシーは毎年変わるので学校にお問い合わせください。

注意)ファイナンシャルエイドで受けとった学費は子供の「収入」となります。たとえば3万ドルのFAを受け取ったら3万ドルの収入があったとみなされ翌年税金の支払い義務が発生します。詳しくは税理士にお問い合わせください。

奨学金をうける:

ボーディングスクールの中には学術奨学金を支給している学校もあります。たとえばNeed Blindのエグゼターやアンドーバー、SPSは学術奨学金はなく、合格した場合必ずファイナンシャルエイドをうけることができます。たとえばChoateはNeed Blindではありませんが学術奨学金の制度があります。全額奨学金から数千ドルまで幅があります。これらの奨学金には申し込みをする必要はなく、学術に優れた学生を学校が自動的に選抜します。合格通知と一緒に知らせが来ます。

広告

コメント / トラックバック5件 to “奨学金・FAを申請する”

  1. mihocchi Says:

    奨学金について質問してもよろしいでしょうか。
    日本から送り出す感覚ですと、所得20万ドルがBS留学を考える際の分かれ目になっていそうな気はなんとなくしておりました。
    ただ、所得が20万ドルを少し上回る程度ですと、子どもが一人でしたら問題ないと思いますが複数いると経済的にやや厳しい気はします。
    職種によっては、在学中その収入を維持できるかもわからないと思いますし。
    奨学金で、子どもが複数いる家庭への配慮というのは一般的にありますでしょうか?(万が一あったとしても3人以上からだとは思いますが)

  2. usboardingschool Says:

    こんにちは、mihocchiさん、
    まず、質問にお答えしますと、子供が複数の家庭に対しての配慮はあります。
    学校にFA付の出願をすると学校からFAについての説明の書類が願書と一緒に届きます。通常それには表がついており、x軸子供の数、Y軸収入で全体で何人がFAを受け、それぞれがどのカテゴリーに属しているか説明されています。 たとえばチョートの場合、2007年度は20万ドルを超えている家庭でも5家族がFAを受けています。いずれも子供が3人以上の家庭でした。

    ファイナンシャルエイドには”demonstrated need”という条件がついている場合がほとんどです。FAを申請した側が「これこれこういう理由でいくら足りません」ということを学校側に伝え、学校がそれを考慮したうえで最終的なFA額をきめます。たとえば5人子供がいる家庭ならば20万ドルでも足りないでしょうし、一人ならば20万ドルを超えなくても大丈夫かもしれません。また障害があったり、失職したりなどという家庭の状況もDemonstrateできます。 また、妻が仕事をしていない場合はFAの対象から外れてしまう可能性もありますので、FAを受ける予定があるのならば一年位前から仕事をしていることが望ましいです。

  3. mihocchi Says:

    丁寧で具体的な情報、ありがとうございました。
    大変参考になります。
    FAを申請すると合否に大きく影響することをこちらで先ほど初めて知りました。
    世界情勢がすぐに反映されるのが、なんともアメリカらしいですね。(学校が行き詰っては困るので、臨機応変でいいと言う意味です。)
    今できることは、どのような状況でも対応できるような、学力その他と経済力をつけることかもしれませんね。
    ありがとうございました。

  4. Keiji Says:

    貴サイトをとても参考にしております。少し初歩的な質問がございます。お教えいただけると幸いです。Financial aidの部分です。
    「⑤ PFSを記入した後は給与証明と確定申告書を学校に郵送します。これはそれぞれの学校に一部ずつ送る必要があります。」とお書きになっておられますが、(1)PFSはオンラインでSSSへ送信し、(2)給与証明と確定申告書は、それぞれの学校のアドミにEMSで送るということでしょうか。また、この給与証明と確定申告書は、(3)自分で英訳するのでしょうか。(4)コピー(複写)でいいのでしょうか?(5)給与所得者の場合、確定申告をせず、「源泉徴収票」だけを持っている場合も多いかと思いますが、「源泉徴収票」ではなく、勤務先に、「給与証明書」を作成してもらって、それを各校のアドミに送るわけでしょうか。2009年11月16日

    • usboardingschool Says:

      質問への回答が遅れましたこと失礼致します。
      1) PFSはオンラインでSSSへ送ります。
      2) 給与証明と確定申告書は別送で各BSへ送ります。
      3) 英訳は自分で擦る必要があります。
      4) 給与証明は現物,確定申告書はコピーです
      5) 源泉徴収票でも構わないと思いますが,訳する部分が多くなりますので給与証明を出してもらってそれを訳する方が手間がかかりません。


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。